てっちゃんのJCS2019 ピカゼク解説
2019年6月13日 ポケモンカードゲーム コメント (2)
デッキ構築編
ピカゼクを使いました。
予選7-2で本戦初戦負けでした。
僕のksプレーのせいで64位止まりになってしまいましたが、
もっと上にいける力を持ってる自慢のデッキです。
色々試行錯誤しながら年始のあたりからずっとピカゼク使ってます。
シティリーグで一度血迷ってレシリザを使ってみたもののあまり自分には合わず負け越しだったのでピカゼクが自分には合っているのだと思います。
よく、他人の優勝デッキを使っても勝てない、なんて言われますがこれは上手い下手ではなく、相性の問題だと思ってます。
ポケモンカードって難しいプレイングが要求されるここぞって場面は実はそんなになくて、それよりも、小さいプレイの差の積み重ねで試合が決するみたいな事の方が多いんです。
小さいプレイというのらは本人の癖のようなものなので、強いデッキを使うことよりも自分にあったデッキを使うことの方がずっと大事だと思ってます。
1からデッキを組むのがまだ慣れないという方は自分がどんな癖を持ってるか分析して、似たタイプの人のデッキを真似てみるのもいいと思います。
例えば僕はフィールドブロアーとかをキープするのが苦手ですぐ捨てちゃうタイプなので、採用してません。
アセロラもギリギリ採用してますが来たら捨てると割り切って使ってます。
この記事は、トラッシュするのが好きな方、ヤンキープレーで自分だけぶん回すのが好きな方、シンプルな構築で安定して回すのが好きな方にオススメです。
1.デッキ選択
2.マーシャドーについて
3.細かい構築
の順番に書いていきます。
1.デッキ選択
まず、一番重要視したのは、事故らないことです。
勝ちたいというのももちろんありますが、なにより事故率の高めなデッキで9戦戦うのはストレスというのもありました。
最初は幅広く相性有利が取れるという点でルガゾロもありかなと思いました。
というか、ルガゾロはかなりいい感じの構築ができてたのでルガゾロにしようと思ってた時期もありました。
結局ピカゼク相手に一人回ししていて、先1でマーシャドー打たれるとそれだけで負けな試合が多くてやめちゃいましたがしっくりくる構築になったのでまた時間があったら記事にします。
例えば、僕のピカゼクの場合
デデンネ、カプテテフ、マーシャドー、電磁レーダー、ハイパーボール、デンジ、リーリエ、ジャッジマンで20枚のうちどれかが来ればいいのでなかなか事故らないんですが、ルガゾロとかって、後半使いたいカードが多すぎでゾロアークに進化する前に負けるもしくはサイド差がつくって展開が多いですよね。
その分後半はつよつよな動きができるのでこればっかりはどっちがいいとかではないです。好みの問題。
僕は事故負けが嫌いなので初動の強さ重視です。
次に環境、誰もが分かってたことだと思いますが、レシリザとルガゾロが多いという予想だったのでそれに有利になるデッキにしようというのがありました。
ピカゼクってレシリザに有利なん?ってよく聞かれますが、ライライで一撃で倒せる上に先行カキさえされなければスピードも負けてないので、相性自体は悪くないと思います。
ピカゼクの明確な欠点として、ラフレシア、フーパ、ケルディオなど、当たったら諦めるしかないカードがあるというのがありますが、最初の3戦くらい勝てれば当たらないだろうとか、最悪マーシャドーで事故らせて勝てばいいやみたいに楽観視してました笑
最近ピカゼクが減ってる感じがしたのであんまりメタられてないだろうと思ったことと、シティリーグに比べ上位デッキの割合が高くなるだろうという予想でしたが、実際会場見渡した感じでは厳しいデッキは少なかったように思います。
むしろ、思った以上に水デッキがいて、レシリザは厳しかっだと思います。
2.マーシャドーについて
ルガゾロ、レシリザ、不利対面、格上の相手にこれさえ一枚入れとけばワンチャンイージーウィン、なんていう夢のようなカードがあります。
それがこちらのマーシャドー!
でも実は落とし穴があって、こちらは4枚しか引けないのに、相手はターン最初のドローで5枚になるので相手は事故らないのにこっちだけ事故るってことも少なくないんですよね。
しかし現環境、マーシャドーはレシリザにもルガゾロにも刺さる最強のカードなのでこれを上手く使えれば簡単に勝てる試合が増えると思いました。
で、色々試した結果ピカゼクが一番いいってことになりました。
(ピカゼク、グレイシア、ジラーチ採用のデッキの3つはどれも相性がいいです)
これもピカゼクに決めた理由の一つです。
レシリザだとサポが少ないので引けなかったら詰むし、カキ持ってるなら使いたいので、マーシャドーとの相性はあまり良くないんですが、ピカゼクの先行1ターン目は最悪場にエネルギーを貼ることさえできればいいのでかなりハードルが低くて強気に打っていけます。
そしてボールかなにか、20枚のうち1枚でも触れればいいのでデデンネが山に残ってさえいれば自分はあまり事故らないんです。
そして、何よりいいのがピカゼクにとって相手がテテフを出すことが美味しすぎるということです。
これが本当に大きくて、なにも引かなければその時点で勝ち、ボールを引かれてもテテフをタッグボルトで狩れるので有利、4枚しかないリーリエを引かれなければそれだけで有利に働くのでピカゼクにとっては最高の打ち得カードです。
ルガゾロはミュウ入りが減ってるのでテテフ置いた時点でかなり有利ですし、
レシリザはリーリエ不採用の型がおおいので事故ったらラッキー、
運良くカキが引けても二匹目が育てづらかったり鉢巻がつかなかったりします。溶接工で2枚つけれなかったりするのも美味しいです。
完璧な事故の確率はあまり高くなくても、次のターンやそれ以降の相手の状況を確実に悪くできる、という点でマーシャドーは現環境全てのカードで最も優れていると個人的には思ってます。
実際先1マーシャドー打った7試合のうち6試合は相手がサポさわれてますがどの試合もマーシャドーのおかげで勝ちにつながりました。
あまりの強さに力を制御できず、我を忘れてday2ではデデンネ出し切った状態でやぶれかぶれ打つという大失態を犯してしまうほどです。
3細かい構築
特に特徴のない構築なので不採用カードについて書きます。
コケコGX:カキレシリザをエレキパワー込みで後1で狩れる可能性のあるカードですがそれくらいしか使い道がなさそう。
シティ5位の時(2月)は恥ずかしながらまだ練れてなかったので採用してますが、ピカゼクはGX技が売りなデッキなのでこいつを使うことになる試合は大抵負け試合です。
ライライが登場し、最高打点も困ってません。
サンダー:フーパ対策は切ってました。
ハンドみたいな一枚対策カード入れればいい相手ならコケコ♢で戦えますが
ブラッキーや悪デッキ相手だと結局1枚2枚じゃ足りないので諦めました。
後1、先2フルドライブを目指すデッキなので、こういう側副路があるとサイドに目が眩んで迷いが生まれるのでよくありません。
ジラーチ:ジラーチがあんまり好きじゃないのと、事故るデッキじゃないので不採用。
せっかくゼラオラとライライの相性がいいのでエスケープとか入れ替えいれるのはもったいなく感じてしまいます。
無人発電所:現環境マーシャドーに並ぶ最強カードです。
ピカゼク入れてる人がいるなんて都市伝説だと思ってたので8回戦目で当たって驚きました。
実際無人ピカゼクに負けましたが、デデンネとの相性が悪くて使いずらそうなので個人的にはイマイチです。
ジラーチ型のトリッキーなピカゼクを組みたい方はいいかも。
ダート自転車:枠がなかったです。採用してる人はどこ削ってるのかな。
ブロアー:無人割るのに使ってましたがスタジアムナビに取って代わられました。
スタジアムナビ:一枚だけの採用にしました。
サンダーマウンテンを持ってこれるめちゃくちゃ有能なカードで、最初3枚入れて回してみました。
素引きの場合デデチェンジ前に大抵使うので、そのターンにフルドライブが打てるか確定しないうちに貼らざるを得なくなります。
打てなかった時に無駄に割られるだけというリスクが嫌だったので、確定どころでデンジで持ってくる用の1枚にしました。
残念ながら今回は必要な場面は二回とも2裏、空打ちの時に2表で働き0でした。
あまり人のデッキを見ないので普通が分かりませんが、シンプルな王道構築だと思います。
(CL東京のマッシブーンの時も自分では王道だと思って組んでましたが、今振り返ると変なデッキだったので、変な構築だなと思ったらtwitter等で聞いてくれれば細かく説明します @tetsuyapokeca )
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ピカゼクを使いました。
予選7-2で本戦初戦負けでした。
僕のksプレーのせいで64位止まりになってしまいましたが、
もっと上にいける力を持ってる自慢のデッキです。
色々試行錯誤しながら年始のあたりからずっとピカゼク使ってます。
シティリーグで一度血迷ってレシリザを使ってみたもののあまり自分には合わず負け越しだったのでピカゼクが自分には合っているのだと思います。
よく、他人の優勝デッキを使っても勝てない、なんて言われますがこれは上手い下手ではなく、相性の問題だと思ってます。
ポケモンカードって難しいプレイングが要求されるここぞって場面は実はそんなになくて、それよりも、小さいプレイの差の積み重ねで試合が決するみたいな事の方が多いんです。
小さいプレイというのらは本人の癖のようなものなので、強いデッキを使うことよりも自分にあったデッキを使うことの方がずっと大事だと思ってます。
1からデッキを組むのがまだ慣れないという方は自分がどんな癖を持ってるか分析して、似たタイプの人のデッキを真似てみるのもいいと思います。
例えば僕はフィールドブロアーとかをキープするのが苦手ですぐ捨てちゃうタイプなので、採用してません。
アセロラもギリギリ採用してますが来たら捨てると割り切って使ってます。
この記事は、トラッシュするのが好きな方、ヤンキープレーで自分だけぶん回すのが好きな方、シンプルな構築で安定して回すのが好きな方にオススメです。
1.デッキ選択
2.マーシャドーについて
3.細かい構築
の順番に書いていきます。
1.デッキ選択
まず、一番重要視したのは、事故らないことです。
勝ちたいというのももちろんありますが、なにより事故率の高めなデッキで9戦戦うのはストレスというのもありました。
最初は幅広く相性有利が取れるという点でルガゾロもありかなと思いました。
というか、ルガゾロはかなりいい感じの構築ができてたのでルガゾロにしようと思ってた時期もありました。
結局ピカゼク相手に一人回ししていて、先1でマーシャドー打たれるとそれだけで負けな試合が多くてやめちゃいましたがしっくりくる構築になったのでまた時間があったら記事にします。
例えば、僕のピカゼクの場合
デデンネ、カプテテフ、マーシャドー、電磁レーダー、ハイパーボール、デンジ、リーリエ、ジャッジマンで20枚のうちどれかが来ればいいのでなかなか事故らないんですが、ルガゾロとかって、後半使いたいカードが多すぎでゾロアークに進化する前に負けるもしくはサイド差がつくって展開が多いですよね。
その分後半はつよつよな動きができるのでこればっかりはどっちがいいとかではないです。好みの問題。
僕は事故負けが嫌いなので初動の強さ重視です。
次に環境、誰もが分かってたことだと思いますが、レシリザとルガゾロが多いという予想だったのでそれに有利になるデッキにしようというのがありました。
ピカゼクってレシリザに有利なん?ってよく聞かれますが、ライライで一撃で倒せる上に先行カキさえされなければスピードも負けてないので、相性自体は悪くないと思います。
ピカゼクの明確な欠点として、ラフレシア、フーパ、ケルディオなど、当たったら諦めるしかないカードがあるというのがありますが、最初の3戦くらい勝てれば当たらないだろうとか、最悪マーシャドーで事故らせて勝てばいいやみたいに楽観視してました笑
最近ピカゼクが減ってる感じがしたのであんまりメタられてないだろうと思ったことと、シティリーグに比べ上位デッキの割合が高くなるだろうという予想でしたが、実際会場見渡した感じでは厳しいデッキは少なかったように思います。
むしろ、思った以上に水デッキがいて、レシリザは厳しかっだと思います。
2.マーシャドーについて
ルガゾロ、レシリザ、不利対面、格上の相手にこれさえ一枚入れとけばワンチャンイージーウィン、なんていう夢のようなカードがあります。
それがこちらのマーシャドー!
でも実は落とし穴があって、こちらは4枚しか引けないのに、相手はターン最初のドローで5枚になるので相手は事故らないのにこっちだけ事故るってことも少なくないんですよね。
しかし現環境、マーシャドーはレシリザにもルガゾロにも刺さる最強のカードなのでこれを上手く使えれば簡単に勝てる試合が増えると思いました。
で、色々試した結果ピカゼクが一番いいってことになりました。
(ピカゼク、グレイシア、ジラーチ採用のデッキの3つはどれも相性がいいです)
これもピカゼクに決めた理由の一つです。
レシリザだとサポが少ないので引けなかったら詰むし、カキ持ってるなら使いたいので、マーシャドーとの相性はあまり良くないんですが、ピカゼクの先行1ターン目は最悪場にエネルギーを貼ることさえできればいいのでかなりハードルが低くて強気に打っていけます。
そしてボールかなにか、20枚のうち1枚でも触れればいいのでデデンネが山に残ってさえいれば自分はあまり事故らないんです。
そして、何よりいいのがピカゼクにとって相手がテテフを出すことが美味しすぎるということです。
これが本当に大きくて、なにも引かなければその時点で勝ち、ボールを引かれてもテテフをタッグボルトで狩れるので有利、4枚しかないリーリエを引かれなければそれだけで有利に働くのでピカゼクにとっては最高の打ち得カードです。
ルガゾロはミュウ入りが減ってるのでテテフ置いた時点でかなり有利ですし、
レシリザはリーリエ不採用の型がおおいので事故ったらラッキー、
運良くカキが引けても二匹目が育てづらかったり鉢巻がつかなかったりします。溶接工で2枚つけれなかったりするのも美味しいです。
完璧な事故の確率はあまり高くなくても、次のターンやそれ以降の相手の状況を確実に悪くできる、という点でマーシャドーは現環境全てのカードで最も優れていると個人的には思ってます。
実際先1マーシャドー打った7試合のうち6試合は相手がサポさわれてますがどの試合もマーシャドーのおかげで勝ちにつながりました。
あまりの強さに力を制御できず、我を忘れてday2ではデデンネ出し切った状態でやぶれかぶれ打つという大失態を犯してしまうほどです。
3細かい構築
特に特徴のない構築なので不採用カードについて書きます。
コケコGX:カキレシリザをエレキパワー込みで後1で狩れる可能性のあるカードですがそれくらいしか使い道がなさそう。
シティ5位の時(2月)は恥ずかしながらまだ練れてなかったので採用してますが、ピカゼクはGX技が売りなデッキなのでこいつを使うことになる試合は大抵負け試合です。
ライライが登場し、最高打点も困ってません。
サンダー:フーパ対策は切ってました。
ハンドみたいな一枚対策カード入れればいい相手ならコケコ♢で戦えますが
ブラッキーや悪デッキ相手だと結局1枚2枚じゃ足りないので諦めました。
後1、先2フルドライブを目指すデッキなので、こういう側副路があるとサイドに目が眩んで迷いが生まれるのでよくありません。
ジラーチ:ジラーチがあんまり好きじゃないのと、事故るデッキじゃないので不採用。
せっかくゼラオラとライライの相性がいいのでエスケープとか入れ替えいれるのはもったいなく感じてしまいます。
無人発電所:現環境マーシャドーに並ぶ最強カードです。
ピカゼク入れてる人がいるなんて都市伝説だと思ってたので8回戦目で当たって驚きました。
実際無人ピカゼクに負けましたが、デデンネとの相性が悪くて使いずらそうなので個人的にはイマイチです。
ジラーチ型のトリッキーなピカゼクを組みたい方はいいかも。
ダート自転車:枠がなかったです。採用してる人はどこ削ってるのかな。
ブロアー:無人割るのに使ってましたがスタジアムナビに取って代わられました。
スタジアムナビ:一枚だけの採用にしました。
サンダーマウンテンを持ってこれるめちゃくちゃ有能なカードで、最初3枚入れて回してみました。
素引きの場合デデチェンジ前に大抵使うので、そのターンにフルドライブが打てるか確定しないうちに貼らざるを得なくなります。
打てなかった時に無駄に割られるだけというリスクが嫌だったので、確定どころでデンジで持ってくる用の1枚にしました。
残念ながら今回は必要な場面は二回とも2裏、空打ちの時に2表で働き0でした。
あまり人のデッキを見ないので普通が分かりませんが、シンプルな王道構築だと思います。
(CL東京のマッシブーンの時も自分では王道だと思って組んでましたが、今振り返ると変なデッキだったので、変な構築だなと思ったらtwitter等で聞いてくれれば細かく説明します @tetsuyapokeca )
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コメント
ありがとうございます!
そう言ってくださると励みになります。ピカゼク最強!